阪神・桐敷「いかに楽に投げられるか」岩崎の“脱力投法”手本に1年間フル稼働目指す

 岩崎(右)、川原(左)の前で投球する桐敷(撮影・佐藤厚)
 遠投する桐敷(撮影・佐藤厚)
 沢村栄治氏の銅像をバックにポーズを決める(右から)及川、島本、岩崎、川原、桐敷、栄枝(撮影・佐藤厚)
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 阪神・桐敷拓馬投手(24)が13日、静岡市の草薙球場で岩崎、島本、川原、及川、栄枝と行う合同自主トレを公開。「まずは1年間投げ抜く」とフル稼働を誓った。

 昨季は後半戦に中継ぎへ配置転換されると勝ちパターンとしての地位を確立。27試合(先発2試合)2勝0敗、14ホールド、防御率1・79の数字を残した。岡田監督から「スペードのエース」の称号も与えられたが、満足感には浸っていない。

 「(活躍したのは)後半戦だけだった。1年間貢献することができなかったので、きちんと1年間やっていきたいという目標はあります」とシーズン通しての尽力を目指す。

 鍵となるのは「脱力」だ。「一球一球全力でやっていたらシーズンもたない。いかに全身使って楽に投げられるか。一流の選手は投げられているのかなと思う」。身近なお手本が岩崎となる。「常に全力じゃなくても球の質とか全然自分と違う」。“脱力投法”を体得し、さらなるレベルアップを図っていく。

 この日は自主トレでは初めて捕手を座らせブルペン投球を行った。「順調にきているし、いい感じで投げられている」と手応えも口にした。岩崎からは不調時の感覚を整理する必要性など、精神面での助言も得たという。真価が問われる3年目へ、着々と準備を整える。

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