阪神・糸原 代打の切り札では終わらない 定位置奪取の「チャンスは来る」
代打の切り札では終わらない。阪神・糸原健斗内野手(31)が10日、シーズン中に訪れるであろうレギュラー奪取のチャンスをつかみとる決意を示した。
「1年間通して誰かしら調子が悪いときとかがあると思う。そういうチャンスのために準備していきたい」。昨季は代打を主戦場として69試合に出場。ここぞの勝負強い打撃で日本一に貢献したが、このまま控えに甘んじているつもりはない。
現在はパワーポジションという、力が出やすい姿勢を意識してトレーニングを実施。「オフはスクワットを150キロで3セットできるように」と筋肥大にも注力し、より打率を残すためのスイングを追い求めている。
「チャンスは来る」と言い切った糸原。虎視眈々(たんたん)と磨き、好機をものにする。
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