阪神・湯浅は4700万円の現状維持でサイン「下がると思っていた」「WBCもシーズンも無駄にしない」
阪神・湯浅京己投手(24)が21日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4700万円の現状維持でサインした。(金額は推定)
昨季は59試合に登板してブレークしたが、5年目の今季は15試合に減少。「(金額は)下がると思っていた。ありがたい」と率直な心境を明かした。
WBC日本代表にも選ばれたが、シーズン中は左脇腹の筋挫傷などでの離脱で苦しんだ。オリックスとの日本シリーズ第4戦で復活し、同点の八回2死一、三塁で登板。1球で火消しに成功し、“湯浅の1球”と称された。ただ、シーズンの登板数から見ると物足りない数字。「正直あまり力になれなかった。もっとチームに貢献したかった」と唇をかんだ。
今オフは優勝旅行も辞退し、渡米してトレーニングに励むなど来季に向けて既に始動。「今年のWBCもシーズンも無駄にしないように、来年以降につなげたい」と決意した。
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