阪神・佐藤輝 来季こそGG賞や!今季チームワースト20失策 撲滅へグラブ改良「微調整ですね」

 阪神の佐藤輝明内野手(24)が8日、大阪市内での「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」に参加した。来季以降の失策撲滅へ向けて、新グラブを確認。今季、チームの内野手では唯一受賞できなかったゴールデングラブ賞にも意欲を示し、守備でもレベルアップを図る。

 「微調整ですね。よりしっかりと捕れるように」

 求めたのは、グラブの奥まで手を入れられることと、捕球の際の角度だった。クラフトマンの早川剛史氏は「サードを守られているので、手があまり入っていないと打球に負けやすくなる。深く入れることで、先まで手の力がより加わりやすくなる」と説明。これまでよりも1センチほど深く手を入れられるように修正された。

 三塁に固定された今季は132試合に出場し、チームワーストの20失策。「失策を減らすのはもちろんですけど。やっぱりエラーしないためではなくて、アウトを取るためにやっている。しっかりアウトを取っていきたい」と佐藤輝は安定した守備を身につける構えだ。

 目指すは攻守でチームに欠かせない選手。名手の勲章、ゴールデングラブ賞については「もちろん」と力強く即答。ホットコーナーで鉄壁の守備をこなす。

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