阪神・戸井 ロッテ荻野とJARTAトレ 〝奈良つながり〟の大先輩から貪欲に吸収だ
阪神・戸井零士内野手(18)が12月と来年1月に、千葉市内の千葉県総合スポーツセンターで、ロッテ・荻野貴司外野手(38)と「JARTAトレーニング」を行うことが29日、分かった。
同トレーニングは身体操作能力の向上を目的としたトレーニング理論。戸井は今夏から取り入れている。JARTA代表取締役で担当トレーナーの中野崇氏の計らいもあって荻野から「一緒にやろう」と誘ってもらい、「ぜひお願いします」と志願。荻野が郡山、戸井が天理と同じ奈良の高校出身という点もきっかけの一つだった。
戸井が高校時代にJARTAを知ったきっかけが、荻野が出演していたYouTubeだったといい「まさか一緒にできるとは」と目を輝かせた。初対面だという荻野について「率を残しながらホームランを打てるようなバッター」と戸井。一番学びたいことに打撃を挙げ、「率を上げることとパンチ力。(体の)使い方とか」と貪欲に吸収していく。
リーグも違い、普段なかなか会う機会のない大先輩から学べる貴重な機会だ。「何かきっかけをつかめたら」。来季の目標は1軍出場。2年目の飛躍へ、充実のオフを過ごす。
◆JARTA 競技のパフォーマンスアップにつながることを目的とした独自の身体操作トレーニング。背骨を動かすことで腕や脚をコントロールする能力を強化する、コモドドラゴンのような動きのトレーニングなどを行う。サッカーを中心に取り入れられている。
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