阪神育成2位・福島圭音 目指すぞ!セ育成出身初の盗塁王「ぜひ、狙っていきたい」

 阪神から育成ドラフト2位で指名された福島圭音外野手(22)=白鴎大=が22日、栃木県小山市内のホテルで入団交渉に臨み、支度金300万円、年俸300万円で仮契約(金額は推定)。50メートル走5・8秒の快足を生かして、セ・リーグ育成出身初の盗塁王獲得に意欲を示した。

 「育成から(セでは)初めて盗塁王を取れるチャンスがあるというのは、いい刺激になりますし。ぜひ、狙っていきたい」

 パ・リーグでは育成出身のソフトバンク・周東が20年、23年の2度、ロッテ・和田が21年に盗塁王のタイトルを獲得。「盗塁の技術もすごいある選手たちなので、すごいなと両選手を見ていた」。現在は今季2年連続4度目の盗塁王を獲得した近本の盗塁動画をチェックしているという。

 今春の関甲新学生リーグでは8試合の出場でリーグ新記録の20盗塁を記録した。「常にグリーンライトのサインが出ていたので」。最大の持ち味である脚力を武器に、甲子園を駆け回る。

 ◆福島圭音(ふくしま・けいん) 2001年10月6日生まれ。埼玉県秩父市出身。171センチ、72キロ。右投げ左打ち。外野手。50メートル走5秒8。遠投110メートル。秩父第一中から、鳥谷敬氏に憧れて聖望学園に進学。白鴎大では今年、主に「2番・中堅」を務め、春季リーグは打率・526、20盗塁をマーク。23年度育成ドラフトで阪神から2位指名。

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