阪神・青柳晃洋投手（２９）が１７日、横浜市内の矢向小学校と馬場小学校を訪問し、図書カードの寄贈式・交流会に参加した。来季の２年連続開幕投手に意欲を示し「２年連続に挑戦できるのは僕だけだと思うので」と貪欲に大役の座を狙う。

　「先発投手の最初の目標が開幕投手だと思う。そこはブレることなくやりたい。（今季の）成績からしたら難しいかもしれないけど、そこは目指していく場所です」

　オリックスとの日本シリーズ第７戦は、４回２／３を無失点で日本一に導く快投を演じた。ただ、レギュラーシーズンは８勝６敗、防御率４・５７。納得のいく成績を残せなかった。

　交流した子どもたちから「ありがとう」と優勝の感動を伝えられたという。「本当に子どもたちに誇れる選手であり続けることが、一番のモチベーションかなと思います」。来季は胸を張れるような成績で再訪したい。

　阪神史上初の２年連続リーグ優勝＆日本一へ。「ちっちゃい子たちに３８年ぶりの日本一と言われちゃってるので。２年連続（日本一）と言われるように頑張らなきゃいけない」。子どもたちの期待に応えるために、来季は必ず“復肩”する。