阪神・佐藤輝 侍で結果出してWBC目指す 盟友・牧がキャプテン「ついていきます」

 阪神の佐藤輝明内野手(24)が8日、日本代表として臨む「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」(16日開幕、東京ドーム)で結果を残し、次回2026年に開催予定のWBCで代表入りすることを誓った。

 リーグ制覇、日本一の次はアジアの頂点だ。今大会の出場資格は3人までのオーバーエージ枠を除き、1999年以降生まれか入団3年目以内。野手最年長となる佐藤輝は「年齢制限はありますけど、日本代表なんで。頑張りたい」と気持ちを高ぶらせた。

 目標とする2026年のWBC代表入りへ向けてもアピールの場なる。昨年11月の強化試合「侍ジャパンシリーズ2022」でも侍メンバーとして戦ったが、4試合に出場し13打数2安打2打点と結果を残せず、今年3月のWBCではメンバー入りできなかった。次回大会で世界一を目指す一員に加わるためにも「結果を残すのが1番」と存在感を示す。

 心強い仲間もいる。同学年のDeNA・牧だ。大学3年時にともに大学日本代表に選出されて以来の仲で「牧がキャプテンに就任したらしいんで。それについていきます」と強力タッグでチームを引っ張っていく。

 この日は甲子園で侍ジャパン合宿に向けた荷物出しを行い、10日の第2クールから森下、桐敷、及川とともに合流する。10日は巨人、12日は広島との練習試合も行われる。オリックス・紅林が辞退したため、森下とクリーンアップを担う可能性もある。「頑張りたいですね。野手2人なんで」と日本一のチームとして意地を見せる。

 5日に日本一を達成。4日間の休養を経て再びスイッチを入れる。今年3度目の歓喜へ向けて自慢のバットで大暴れする。

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