阪神・岡田監督 七回の円陣に「平田に言うたんよ、気合を入れろって」森下には自ら助言「何かは言われへんけど」【一問一答】

 8回、大山の適時打で生還した森下(左)を迎える岡田監督(中央)=撮影・中田匡峻
 日本一に王手をかけ声援に応える岡田監督
円陣で声出しする原口(奥)=撮影・飯室逸平
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 「SMBC日本シリーズ2023、阪神タイガース6-2オリックス・バファローズ」(2日、甲子園球場)

 阪神は八回に打者一巡の猛攻で一挙6得点のビッグイニングを作って逆転勝利。38年ぶりの日本一へ王手をかけた。岡田監督は七回裏の攻撃開始前にベンチ前で円陣を組ませたことに「平田に言うたんよ、気合を入れろって。今年2回目」と明かし、ダブルエラーから逆転決勝打の森下には自ら助言していたことを明かした。

 以下、試合後の一問一答。

 -甲子園で最後の試合で、すばらしい戦い。

 「なあ、最後の最後になあ」

 -湯浅を投入して流れがガラッと変わった。

 「いやいや、流れっていうか、もう最初からいくつもりやったからな」

 -改めて、集中力がすごい。

 「おーん。やっぱりな。最初、糸原のあれが大きかったな」

 -そういう意味では投手、野手ともにベンチスタートの選手が。

 「いやいやまあ、それはもう1年間やな、それは。だから、なんていうか、メンバー代えんかったけど、前も言ったけど、ベンチで見てるもんもな、みんなでやってるっていう、そういう感じやからな」

 -8月から強くなる感じと言っていた。

 「もう11月やからなあ(笑)。強くなるんちゃう」

 -七回は監督の方から気合を入れろと?

 「2点目、ああいう感じで入ったからなあ。平田に言うたんよ、円陣かけえ、気合を入れろって。2回目や今年」

 -監督は森下に声をかけていた。

 「みんな言うとったよ、それまではまた、逆に戻ってしまいそうで、全然狙い球じゃないのに」

 -監督からは?

 「言うたよ、でももう1試合あるから何かは言われへんけど」

 -森下が打った瞬間は?

 「いやいや、追い込まれたからなあ、とにかく転がせ思うた。ゴロゴーやったからな。バットに当てろ思とったよ」

 -あの瞬間は?

 「あそこはあんなええ当たり打たんでええよ。良すぎたよな、当たり、おーん」

 -森下はミスもあったがチャンスで打った。

 「いやいや、やっぱ回ってくるんよ。クリーンアップ打ってるからな、おーん」

 -このシリーズは両軍の失策が多い。

 「何かな、ピッチャーエラーが多いわな。西純にしても、先頭のピッチャーもあんなんエラーやもんな、ピッチャーのフォアボール。両方ともピッチャーのエラーが多いやろ。4つか5つくらいあるんちゃう。伊藤(将)の二塁のあれ(悪送球)もそうやったし」

 -7回で田嶋が代わったことは?

 「いや、もう代わると思っとったよ。7回も代打来るかなとな。野口かな。まあT(岡田)は先頭では来んと思たから。もう野口来たらそこ島本行く予定やったんよ。そのままやったからな。そのままやったらもう西を行かす、あの宗から島本やったからな」

 -今日、相手は山崎、山本らをベンチに入れてきたが。

 「いやいや、別に。何でいれてるんやと思とったけどな」

 -あさっては集大成と。

 「そらそう、まあ、もう一緒。まあどっちにしてもあと2試合で1つ勝ったらいいわけやからな」

 -明日休みを決めたのはいつか?

 「いや、もう今日あれよ。野手は明日休みにしとったよ。もうピッチャーだけよ。先発だけ」

 -しっかり休んで。

 「そうそうそう。まあな。こんな緊張感あるなかでずっと休んでなかったからな。最初からきょう勝ち負け関係なく明日休もうと思ってたよ。ここまできて、ちょっと、万全の態勢にしたいしな、あさって。そら、みんな気が張り詰めてここまで5試合きたわけやから」

 -オリックスは追い込まれたが、京セラで。

 「きょうで甲子園最後やけど、京セラでスタートしたからな、うちも開幕で。それでまた京セラで終わるわけやからな」

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