阪神・近本 リラックスして最終調整「無理して打たないといけないわけではない」

 チーム一丸で難敵攻略に挑む。阪神・近本光司外野手(28)は27日、第1戦の相手先発・山本に対して「何とか勝てるように」と意気込みを示した。

 不動の1番打者として、最初に山本と対戦することとなるが、「(1打席目について)まだ何も決めていないです。無理して打たないといけないわけではないんで」と泰然。「個人の結果がほしいことはありますけど、チームが勝てればいい。『いつも通り』と監督も言っていると思うので、別に(自分が)勢いをつけられなくても、みんなが打ってくれる」とシーズン同様に「線」となって球界屈指の投手に挑む。

 この日は自身のフリー打撃を終えた後も、最後までベンチに座って仲間の打撃を観察するなどリラックスした様子で最終調整した。納得の準備ができたかと問われると、「それは明日、あさって、しあさってと結果が出るまで分からない」ときっぱり。特別な舞台で結果を残し、これまでの取り組みを“正解”へと昇華させる。

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