阪神・岡田監督 10月のキーマンは佐藤輝 「やっぱり率も上がってるわけやんか。それが一番やな」

 阪神・岡田彰布監督(65)が3日、甲子園で取材に応じ、佐藤輝をポストシーズンのキーマンに挙げた。9月以降、打率・347、8本塁打、27打点と絶好調。「ホームランとかも出とるけど、やっぱり率も上がってるわけやんか。それが一番やな。率が上がってくると、自然とホームランも増えてくると思うよ」。時に厳しい言葉で背中を押してきた指揮官が成長を認めた。

 4番・大山の後ろで打点を量産する姿が頼もしい。佐藤輝は優勝マジック3で迎えた9月13日・巨人戦で満塁アーチを放つと、リーグ優勝を決めた14日の同戦でもバックスクリーン弾。その後も好調をキープし、3年目で初の90打点をクリア。岡田監督も「勝負強い?そうやなあ。打点がなあ。1番チャンスに回ってくる打順やからな」とニンマリだ。

 今季は5、6番が打つと得点になると言い続けてきた。短期決戦でもそれは不変だ。指揮官は「それは変わらん、変わらん。みんなやること一緒やわ」とキッパリ。ポストシーズンでも5番・佐藤輝のバットが鍵を握ることは間違いない。

 シーズン最終戦へ、佐藤輝は「普通に行くだけ」と3度、同じフレーズを繰り返した。「打って、勝てればいい」。主砲の自覚は十分。最後の大暴れでCSへ弾みをつける。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス