阪神 4番・大山が号泣「本当に…良かったです」こみ上げる感情抑えきれず「ドラフトから始まり」胸中明かす

 優勝を決め号泣する大山(撮影・山口登)
 リーグ優勝を決め、喜ぶ大山(撮影・中田匡峻)
 6回、大山(3)が中犠飛を放って先制し、沸き上がる近本(5)ら阪神ナイン(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神タイガース4-3読売ジャイアンツ」(14日、甲子園球場)

 大一番で先制の犠飛を放った阪神・大山悠輔内野手は試合後、号泣した。「良かった~…本当に、本当に…良かったです。うれしいです」とこみ上げる感情を抑えきれなかった。

 六回に先制&決勝の犠飛を放った4番。「9月に入ってからチームメートに助けられてばかりだった。何とか1点、初回の好機も潰してしまいましたし、まずは1点というところで」と大きな仕事を果たした。初回1死一、三塁の第1打席では併殺打に倒れていただけに、価値ある仕事を果たした。

 ドラフト1位で指名された直後、会場のファンが思わず「え~っ!!!」と叫んだ。大学日本代表の4番を打ちながらも、無名の選手の単独指名にファンは驚きを隠さなかった。

 それでも不断の努力で猛虎の4番へと成長した背番号3。「いろんな経験をしましたし、きょうこういうふうに優勝できてうれしいです」と明かし、「ドラフトから始まり最下位も経験した。いろんな先輩の支えがあった。感謝しています」と力を込めた。

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