阪神 戦力外の高山俊「いい思い出も悔しい思い出もあります」現役続行を希望「練習を続けたい」
阪神・高山俊外野手が3日、球団から来季の契約を結ばないことを通達された。甲子園球場を訪れた高山は取材対応し、入団からの8年間を「本当にいい思い出もありますし、悔しい思い出もあります」と総括。今後については現役続行を望んで、「現役でやりたい気持ちはもちろんあるので。練習を続けていきたいなと思いますね」と報告した。
チームメートにあいさつして、「さみしい感じの話じゃなかったし、僕も続けたい気持ちを伝えました。明るい感じと僕は受け取ってます」と前を向いた。明大時代からのチームメートで、同期入団の坂本とも言葉を交わし、「またいつでも会えるし頑張ろうな、みたいな話をしました」と打ち明けた。
高山は15年のドラフト1位で、16年開幕戦でスタメンデビュー。136安打で当時の球団新人記録をマークし、打率・275、8本塁打、65打点で新人王を獲得した。だが、2年目以降は出場機会を減らして、21年と今年は1軍出場なし。今年は2軍で92試合に出場し、打率・249、9本塁打、37打点。かつての輝きを取り戻せないまま、タテジマを脱ぐことになった。
▽戦力外通告を受けた8選手は以下
北條史也内野手、山本泰寛内野手、高山俊外野手、板山祐太郎外野手、小林慶祐投手、渡辺雄大投手、二保旭投手、育成の望月惇志投手
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