阪神・近本への死球禍に甲子園騒然 スタンドから怒号飛び交う リーグ最多の11個目
「阪神タイガース2-7中日ドラゴンズ」(27日、甲子園球場)
阪神・近本光司外野手が七回1死二塁から、左足太もも付近への死球を受け、甲子園にはメヒアに対する阪神ファンの怒号が飛び交った。
近本の死球はリーグ最多の11個目。すぐに立ち上がって一塁に向かい、メヒアはここで降板となったが、三塁側ベンチに戻る右腕に厳しい声が飛んでいた。近本は試合後、「はい、大丈夫です」とだけ答え、足早にロッカールームへと引き揚げた。
7月2日の巨人戦では左腕の高梨から右脇腹付近に死球を受けて肋骨を骨折して3週間ほど戦線離脱。9月3日のヤクルト戦でも左腕の山本から右脇腹付近に死球を受けた。幸いにも打撲と診断されたが、岡田監督は試合後に「情けないのぉ。2年連続で優勝したチームやしのぉ。そういうチームなんやろ。呆れるよなあ。おらんかったよ、高津。ベンチに。探したけど」と怒りをあらわにし、近本はその後2試合を欠場していた。
岡田監督は高津監督から23日の試合前のメンバー交換の際に謝罪があったことを明かし、「前の近本の謝っとったけどな。俺は別にええから」と和解し、握手を交わすシーンがあった。
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