阪神・才木が自己最長10回無失点の力投も…打線の援護なく2桁勝利は絶望的 それでもCSへ好材料

 8回を無失点で切り抜け、ガッツポーズでベンチに戻る才木(撮影・高部洋祐)
 10回を投げ終えた才木はヘルメットをかぶり、11回の打席に備えるも安藤コーチに声をかけられる(撮影・飯室逸平)
 10回、村松を三飛に打ち取り、笑顔でベンチに戻る才木(撮影・高部洋祐)
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 「中日ドラゴンズ-阪神タイガース」(24日、バンテリンドーム)

 阪神の才木浩人投手が自己最長となる10回無失点の快投を演じた。しかし打線の援護なく、9勝目を逃した。自身初の2桁10勝は絶望的となってしまったが、ポストシーズンへ首脳陣に価値あるアピールだ。

 残り2試合に連勝すれば自身初の2桁勝利を手にすることができる才木。立ち上がりから気迫の投球で中日打線を封じ込めた。六回には先頭の柳に四球を与え、1死二塁のピンチを招いたが後続をしっかりと仕留めた。

 九回に第3打席が回ってきた際には、投球を終えてベンチに戻るとすぐ肘当てを装着し、ヘルメットをかぶるなど、ベンチの岡田監督に続投を“アピール”。延長十回表の攻撃中も自らベンチ前に出てキャッチボールを始めた。

 自身初の2桁勝利へ気迫を示し、岡田監督もその心意気を汲んで続投させた。延長十回は2死一、二塁のピンチを招いたが、代打・村松を左飛に仕留め、笑顔でベンチに戻った。直後、才木はヘルメットをかぶって安藤投手コーチに猛アピールしたが、代打を送られて交代。打線は1死一、二塁の好機を作るも、中野、森下が連続三振に倒れた。

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