阪神・森下が“珍二塁打”でトンネル脱出！２３打席ぶり安打はサンタナのグラブに一度収まるもポーン
「東京ヤクルトスワローズ－阪神タイガース」（２３日、神宮球場）
阪神の森下翔太外野手が三回の第２打席で右翼へ１５日・広島戦（マツダ）以来、６試合、２３打席ぶりとなる安打を放った。
高めの変化球を強引に逆方向へはじき返した森下。打球はフラフラと右翼の前に上がり、サンタナがスライディングキャッチで一旦はグラブのボールが収まった。だが滑り込んだ勢いでグラブからポーンと白球が飛びだし、右前を転々。その間に森下は二塁を陥れ、続く大山の２点タイムリーを呼び込んだ。さらに大竹にもタイムリーが飛び出し、序盤で７得点の大量リードだ。
この日が２試合ぶりのスタメン復帰となっていた森下。リーグ優勝が決まってから不振に陥り、岡田監督から「もうちょっと順応せえいうたらおかしいけど」と指摘されていた。この日は初回の第１打席でも左中間へ大きな打球を放っていた。惜しくも好捕されたが、きっちりと修正した成果を見せつけていた。
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