阪神は13度目の完封負け 甲子園で打線沈黙 村上は6回無失点の好投

 9回、ブルワーが大田(手前左)に先制ソロを浴び、ベンチで渋い表情の岡田監督(中央下)=撮影・中田匡峻
 9回、代打・大田にへ先制ソロを浴びるブルワー(撮影・立川洋一郎)
 6回、空振り三振に倒れる佐藤輝(撮影・高部洋祐)
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 「阪神タイガース0-1横浜DeNAベイスターズ」(17日、甲子園球場)

 優勝を飾った甲子園へと戻ってきた阪神は打線が沈黙し、今季13度目となる完封負けを喫した。

 好調だった打線は、DeNA投手陣を前に苦戦。先発の浜口に6回3安打無得点に抑えられるなど、攻撃の流れを作ることができなかった。

 先発の村上は6回を投げて5安打無失点と好投。リーグ制覇後の初登板でも安定感抜群の投球を披露した。走者を背負いながらも要所を締めて得点を許さず。制球力も抜群で、これで登板3試合連続無四球となった。また、防御率は1・68となり、最優秀防御率のタイトル獲得も視界に捉える。

 2番手以降のブルペン陣も粘り強い投球を見せた。七回から登板した石井が1回を3安打無失点。3番手・桐敷も1安打無失点でつないだ。

 しかし、0-0の九回。4番手でブルワーがマウンドに上がると、先頭の代打・大田に来日初被弾となる先制ソロを許した。終盤に浴びた痛恨の一発。その後、安打や味方の失策などで2死満塁のピンチを背負ったが、後続を抑えて追加点は与えなかった。

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