阪神大ピンチの場面で異例の拍手がスタンドから湧き起こる 石井が蝦名を二飛に仕留め、さらに大歓声

 7回、4番手で登板した石井(撮影・中田匡峻)
 力投する石井(撮影・高部洋祐)
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 「阪神タイガース-横浜DeNAベイスターズ」(30日、甲子園球場)

 阪神がピンチを迎えた場面で甲子園が異例の拍手に包まれた。

 七回2死満塁。石井がカウント2-2から投じたフォークがボールでフルカウントになると、突然スタンドから拍手が湧き起こり、石井の奮闘を期待した。その声援に応えるかのように、石井は全力で直球を投げ込み、蝦名を詰まらせて二飛に仕留めて無失点にしのぐと、さらに大きい拍手と安どの声がスタンドから漏れた。

 石井は加治屋と島本が残した1死満塁の場面から登板。桑原を空振り三振に仕留め、蝦名も二飛に打ち取る大役を果たし、10試合連続無失点とした。

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