阪神 1カ月ぶり聖地沸かせた!佐藤輝の二塁打→代走・熊谷→坂本タイムリーで先制劇

 8回、坂本(12)の先制打に沸き上がる阪神ベンチ(撮影・立川洋一郎)
 8回、先制打を放つ坂本
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 「阪神タイガース2-3横浜DeNAベイスターズ」(29日、甲子園球場)

 約1カ月ぶりに帰ってきた甲子園で、虎党が最大の盛り上がりを見せたのが、八回だった。阪神・佐藤輝の出塁を起点に始まった攻撃。勝利とはならなかったが、次につながるものだった。

 まずは同点の八回1死走者なしだ。打席に入った佐藤輝は、1ボールからウェンデルケンが投じた151キロ直球を強振。右中間を破り「二塁打になって良かったです」と二塁に到達。代走・熊谷が送られてベンチに下がると、大きな拍手が起こった。

 そこから1死を挟み、2死二塁からは坂本が意地の一振りを見せる。カウント2-2からウェンデルケンの153キロ直球を右前にはじき返し、熊谷がホームイン。その後、代打・ミエセスにも適時打が飛び出し、聖地はお祭り騒ぎだった。

 守護神・岩崎がまさかの2被弾で逆転を許してマジックも消えたが、切り替えて次に挑むだけ。佐藤輝は自身9試合連続安打にも「特に気にしていないです」とサラリ。30日の対戦は、好投手のバウアーとなるが「みんなで打ち崩していきたいと思います」と打線として束になって臨む。坂本も「やられたらやり返せるように」と力強く言葉にした。この悔しさを忘れずに、30日は全力で勝利をつかみ、六甲おろしを響かせる。

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