阪神・森下 三度目の正直打ァ 2度の満塁凡退取り返した!地元横浜初打点「1本出てよかった」
「横浜DeNAベイスターズ3-7阪神タイガース」(5日、横浜スタジアム)
やられっぱなしでは終われない。阪神・森下翔太外野手が悔しさをバットに込めて、価値ある一打を放った。
「1打席目は打てたんですけど、2、3、4(打席目)と完全に抑えられたので、なんとかチャンスで1本出せればと思っていた。結果的に1本出てよかったです」
幾度のチャンスにもどかしい打席が続いていた。三回2死満塁は大貫のツーシームを三ゴロ。五回にも2死満塁の絶好機が巡ってきたが、上茶谷の直球にバットは空を切り、再び球場はため息に包まれた。
それでも意地を見せた。2点差に迫られた七回2死一、二塁。「真っすぐを中心に、変化球も速めのボールが多いので、変化球を前でさばくイメージで待ちました」。カウント1-1からエスコバーの152キロ内角低め直球を完璧に捉え、鋭いゴロが二遊間を破る。中前適時打となり、2度の満塁機での凡退を取り返した。
これが地元・横浜での初打点に。初回1死二塁は大山の先制3ランへつながる左前打も放っており、2試合連続マルチ安打を記録した。3番では打率・314とすっかり板についてきた。「人任せじゃなくて自分が決めてやろうという思いでこれからもしっかりやりたい」。強い思いを胸に、ルーキーは奮闘し続ける。
野球スコア速報
関連ニュース





