阪神・佐藤輝 仕事キッチリ11戦連続出塁 「走者がいない時は出塁が大事なので」
「中日ドラゴンズ3-1阪神タイガース」(2日、バンテリンドーム)
積極果敢なスイングで、阪神・佐藤輝明内野手(24)がヒットゾーンにはじき返した。前回、7月16日の対戦時に無安打に抑え込まれたメヒアへのリベンジとなった安打。「球が速いんで、真っすぐタイミングで行きました」と相手の得意球でもある速球を狙った。
二回1死走者なしの第1打席。1ボールから右腕が投じた150キロ直球に反応。基本に忠実なセンター返しだった。これで4試合連続安打&11試合連続出塁。本塁打や打点を稼ぐだけでなく、出塁でも貢献している。
5番打者は、ポイントゲッターとして得点力がより求められる打順だが、「ランナーがいない時は、出塁することが大事なので」と状況に応じて、得点のきっかけを作る役割にも回る。
相手先発・メヒアが3回1失点で緊急降板したことで、中日は小刻みな継投に入っていた。対応面の難しさを問われたが、佐藤輝は「でもまあ、あんまり関係ないとは思います」と言及していた。
優勝戦線が本格化する夏場。「チャンスで打つのもそうですし、長打、ホームランを狙える場面で狙っていきたい」と気合が入る。一振りで流れ、空気を変えられるのは佐藤輝の大きな特長。打席の中で集中力を高め、快音を響かせ続ける。
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