阪神・森下 先輩撃ちや!東海大相模高先輩の小笠原と真剣勝負「打って勝ちたい」

 先輩の小笠原との対決に自信をのぞかせる森下
 東海大相模時代の森下=2018年4月
 東海大相模時代の小笠原=2015年8月、甲子園
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 阪神ドラフト1位の森下翔太外野手(22)が31日、“先輩撃ち”を再現することを誓った。1日・中日戦(バンテリン)の相手先発は東海大相模高の3年先輩である小笠原。2月の練習試合で対戦済みで、その時は適時二塁打を記録。再び快音を鳴らし、長期ロードの門出を白星で飾る。

 リスペクトする先輩との真剣勝負がついに実現する。森下はこの時を待ちわびていた。

 「尊敬している先輩で、対戦してみたいピッチャーの1人でもあった。打って最終的には勝ちたい」

 1日・中日戦は東海大相模高の先輩である小笠原が先発。シーズンでは初対戦となるが、2月の練習試合ではすでに対戦しており、左翼線を破る適時二塁打で快音を残した。ただ、「試されていた部分もあると思う」と“参考記録”であることを強調。「明日が本当の勝負。自分も積極的にいきたい」と真の“先輩撃ち”を果たしてみせる。

 甲子園から長く離れる8月に突入。かつては“死のロード”ともやゆされた長期ロードも、森下にとってはリロード期間に過ぎない。初めの10日間の過酷な旅路を前にしても、むしろ心は躍っているようだ。

 「朝ゆっくりできるのと、ウエートとか睡眠時間もしっかり取れると思う。体力面的にはホームより楽かなと思います」

 ビジターとなれば球場入りの時間も遅く、チーム本隊で動き出す前に自らの時間を多く確保できることがメリットとなる。ナイターであれば、午前中のウエートトレーニングを行うのが日課。ホームよりもゆったりと“朝活”の時間を取りながら、英気を養うことができる。長期ロードの23試合中、18試合がビジター試合。森下にとっては至福の時間となるかもしれない。

 ここまで6試合連続で3番に座り、すでに7打点を記録。「(2人が後ろにいることで)心のゆとりになっている」と大山、佐藤輝とのドラ1クリーンアップの形がプラスに作用している。

 「全員が勝つというところに向かって行ければ勝てると思う」。アレ達成の鍵となる勝負の8月。森下が主役となる。

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