阪神・湯浅 9球斬り 最速152キロ!1軍昇格へまた前進 次回は“連投テスト”

 「ウエスタン、阪神タイガース4-1福岡ソフトバンクホークス」(26日、鳴尾浜球場)

 灼熱(しゃくねつ)の太陽が照りつける中、目いっぱい腕を振った。右前腕のコンディショニング不良で2軍調整中の阪神・湯浅京己投手が実戦復帰後、ウエスタン初登板。1回三者凡退の好投を見せ、爽やかな笑みを浮かべた。

 4-1の九回、久々のセーブ機会でマウンドへ。まずは先頭・上林を直球で一ゴロに仕留めた。続くリチャードに対する初球は149キロ直球で空振りを奪い、「良いボール」と納得。カウント1-2からフォークをフェンス際まで運ばれたが、左飛に打ち取った。最後はデスパイネを左直に。最速は152キロ。1軍実績のある相手主軸を9球で片付けた。

 「きょうは悪いボールの方が多かった。久しぶりの公式戦だったので、ちょっと力んだ部分はあった」と振り返ったが、「問題なく投げられている」と順調な回復ぶりを強調。「感覚良く投げられるボールを増やせるように」と先を見据えた。

 安藤投手コーチは29、30日のウエスタン・広島戦(丸亀)で“連投テスト”を行うと明言。「昇格うんぬんはそれから」と話した。「連投できれば問題なく行けると思うので、しっかり自分のボールを投げられれば」と湯浅。“アレ”の1ピースとなるべく、万全の状態を取り戻す。

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