阪神・森下 貴重なタイムリー 3戦連続1番でマルチ&4出塁「良い結果出て良かった」
「阪神7-2DeNA」(11日、倉敷マスカットスタジアム)
3試合連続で「1番・中堅」を任された阪神のドラフト1位・森下翔太外野手(中大)が価値ある適時打をマーク。6月1日・西武戦以来のマルチ安打も記録し、岡山・倉敷で輝きを放った。
貴重なタイムリーだった。五回に木浪の2点打で3点差とし、なおも2死二塁で打席に入った。「聖也さんがランナーを返してくれたから、思い切り打ちに行こう」。1ボールから上茶谷のスライダーをバットの先で捉え、詰まった当たりで右前へ落とした。
初回からインパクトを残した。2ボールから笠原が投じた139キロ直球を振り抜き、左翼線二塁打。「前回のヤクルト戦も積極的に行って良い結果が出ていたので」と、日に日に打席で自信を深めているようだ。
試合前は中大の2学年先輩にあたる牧と談笑。憧れの先輩の前でも勇姿を見せられたが「自分が結果を残したというより、牧さんも(3安打)打っていたので」。改めて先輩の力を感じ取った一日にもなった。
2安打で2四球を選び、5打席で4出塁と1番打者の役割を果たした。これまで縁もゆかりもなかったという倉敷で躍動。勝利を届け「タイガースとして良い結果が出て良かった」と胸を張った。
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