阪神・村上 6日に21年プロ初黒星の地・マツダで先発 師匠・青柳の帰還「負けたくない」

 キャッチボールの合間に笑顔を見せる村上
 黙々とダッシュを繰り返す村上
2枚

 6日・広島戦に先発予定の阪神・村上頌樹投手(25)が3日、マツダスタジアムでのリベンジを誓った。

 「勢いはあるんで、1本出るだけで球場が盛り上がりますし、そこが怖いかなと」

 3・5差で3位の広島とは今季初対戦。敵地の独特な雰囲気は、1年目に経験済みだ。21年8月28日の同戦でプロ2度目の先発も、3回5失点でプロ初黒星。そんな苦い記憶を払拭(ふっしょく)するべく「できたらいいなと思っています」と雪辱へ闘志を燃やす。

 5月30日・西武戦(ベルーナ)では5勝目を挙げ、21年5月30日に序盤でKOされたプロ初登板のリベンジに成功。良いイメージの球場をさらに増やしていくつもりだ。

 師匠の存在も力に変える。不振で2軍調整中の青柳が9日・ヤクルト戦(甲子園)で1軍復帰登板の見込み。1月の自主トレで弟子入りし、飛躍の礎を作ってくれたエースの帰還に「うれしいですし、負けたくない気持ちもあるので、競い合っていきたい」とローテ投手としての自覚をにじませた。

 この日は甲子園で軽めにブルペン入りし、フォームを確認するなど調整した。「悪い時もあったんですけど、何とか乗り越えて、自信になっている」と右腕。確かな手応えを携え、広島へ乗り込む。

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