阪神・村上 球宴選手間投票でも1位 「一流の選手の方々に選んでもらえて光栄」

 「マイナビオールスターゲーム2023」選手間投票の結果が6月30日に発表され、阪神から村上頌樹投手(25)と近本光司外野手(28)が選ばれた。パ・リーグ投手部門では、オリックスの山下舜平大投手(20)が選出されるなど、新たに10選手が選出された。7月5日に監督選抜、14日にプラスワン投票結果(セ、パ1人ずつ)が発表され全出場選手が決まる。

 ファン投票でノミネート外から1位選出されていた新進気鋭の右腕は、票を投じた752人の選手からも多くの支持を得た。村上はセ・リーグの投手部門で151票を集め、同僚の大竹(95票)を抑えて堂々の1位に輝いた。

 「一流の選手の方々に選んでもらえて光栄です。ファン投票もそうですが、選ばれた選手として、恥じないような投球ができればと思いますし、自分自身もこの結果に自信を持って、これからも頑張りたいと思います」

 ファンだけではなく、実際に戦ってきた対戦相手からも選ばれたところに、大きな価値がある。3年目の今季は、4月22日の中日戦(バンテリン)でプロ初勝利を挙げるなど、開幕から31イニング連続無失点というリーグタイ記録を樹立。6月29日の中日戦(甲子園)では7回無失点と好投し、6勝目を挙げていた。

 防御率1・58は大竹に次いで、現在リーグ2位の数字だ。奪三振75も同3位と大きく躍進を遂げた。ファン投票で選出された際には「まさかって感じです」と感謝していた中、選手間投票とのダブル選出はセ・リーグでは近本、秋山(広島)の3人のみ。新たな勲章を引っさげて、真夏の祭典に臨む。

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