阪神が七回に追いつく 木浪&近本が執念の適時打 中日・高橋宏斗から3安打集中
「阪神-中日」(28日、甲子園球場)
阪神が木浪、近本の適時打で同点に追い付いた。
2点を追う七回、1死から糸原が左前打で出塁すると、岡田監督は代走に熊谷を送った。熊谷は坂本への2球目に二盗を成功させ、好機を拡大。坂本は見逃し三振に倒れて2死となったが、木浪が高橋宏の初球を強振。痛烈な当たりが二塁を襲い、福永が処理できずに適時打となった。
6月の月間防御率0・00を誇っていた高橋宏の牙城を崩した。
さらに続く代打・ノイジーの死球で2死一、二塁とすると、近本がカウント1-1からの3球目を捉え、左翼線へ適時打を放った。「打ったのはストレート。みんながつないでくれたチャンスだったので、何とか1本出したいと思っていました。大竹も頑張っていましたし、タイムリーになってくれて良かったです」とコメント。土壇場での同点劇に3万9436人の大観衆が大きく沸いた。
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