阪神・才木 バウアーにも投げ勝つ「完投できるように」 朗希に続いて“大物食い”誓う
“ボス戦”の攻略法は知っている。25日・DeNA戦(横浜)に先発予定の阪神・才木浩人投手(24)が21日、“バウアー討伐”を誓った。
「自分は投げ勝てるように頑張ります」
メジャー通算83勝のサイ・ヤング賞右腕・バウアーが同日に先発予定。才木にとって強敵であることは間違いないが、恐るるに足らず。好投手と投げ合う際の“ノウハウ”は既に蓄積されている。
4日・ロッテ戦(甲子園)では佐々木朗と投げ合って完封勝利。球数101球とテンポよくアウトを重ね、守備だけでなく攻撃の流れも作り出した。難敵攻略にあたり、鍵となるのが先制点の攻防。「先制点を与えないことがめちゃくちゃ大事。一つずつ丁寧にいきたい」と佐々木朗との対戦経験を踏まえた上で、再び肝に銘じた。
交流戦では3試合に登板し、中日・高橋宏と並んでトップタイとなる無傷の防御率0・00。2勝0敗でトップタイとなる勝率10割も記録した。5月28日・巨人戦(甲子園)以降、21回2/3連続無失点も継続中。追い風が吹く中でリーグ屈指の剛腕に立ち向かう。
この日は甲子園でキャッチボールなどで調整。「イニングを稼いでいけるなら完投できるように」と才木。“令和の怪物”の次は、バウアーを食う。
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