プロ野球・阪神の元監督で野球解説者の矢野燿大氏（５４）が２７日、大阪府の万博記念公園で開催されたチャリティーイベント「ＷＦＰ　ウォーク・ザ・ワールド大阪」にゲストとして参加した。

　このイベントは、歩くことで社会貢献できるチャリティーで、発展途上国で暮らす子どもたちの飢餓撲滅を目的としており、参加費の一部が、国連ＷＦＰの「学校給食支援」に寄付される。実際に一般の部の参加費１５００円で、子ども１人あたり約２７日分の給食が届けられるという。

　矢野氏は、現役時代から筋ジストロフィー患者に電動車いすを贈る活動を行うなど、積極的に社会貢献に取り組んできた。この日も開会式のあいさつで「今日のイベントで、大阪から子どもたちの笑顔、いろいろ苦しんでいる方々への力になれる輪を広げていきたい」と、支援への思いを語っていた。