首位阪神 3カード連続勝ち越しで最多貯金11!梅野が復調2安打3打点、才木は49日ぶり2勝目

 8回を無失点に抑えた岩貞(14)を迎える才木(撮影・中田匡峻)
 4回、中前適時打を放つ梅野(撮影・中田匡峻)
 7回、二塁打を放ち、敬礼のポーズを見せる佐藤輝(撮影・北村雅宏)
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 「阪神4-1広島」(21日、甲子園球場)

 首位の阪神が連勝を飾り、3カード連続の勝ち越しを決めた。4月30日のヤクルト戦以来、3週間ぶり登板となった才木が6回2/3を、5安打1失点で2勝目。中野の先制打が決勝点になった。

 試合は三回、2死二塁の得点機で中野がしぶとく、右前適時打を放って阪神が先制した。さらに続く四回には梅野だ。2死一、二塁で迎えた第2打席。低めのスライダーをしぶとく捉え、打球は二遊間を破った。二塁から佐藤輝が生還し、貴重な追加点をマーク。3月31日の開幕DeNA戦以来のタイムリーでリードを広げた。

 投げては先発の才木が気迫の投球。初回から最速155キロを繰り出すなど、三者凡退に抑えて上々のスタートを切った。二回からは3イニング連続で得点圏に走者を進めたが、粘りの投球を続けた。七回、中野の失策と、自らの暴投が絡んで1点を失ったが、代わった加治屋が矢野を遊ゴロに抑え、ピンチを脱した。才木は4月2日のDeNA戦以来、49日ぶりの2勝目を手にした。

 「梅野さんも思い切ってこいと言ってくれていましたし、序盤からストレートで押していくことができました。任されたイニングを最後まで投げ切れなかった点については悔しい思いもあるので、次回は投げ切れるように頑張りたいです」

 梅野は1点リードの八回にも、2死二、三塁で2点適時打。シーズン序盤から打撃不振で苦しんだ正捕手が、3打点の活躍で復調気配だ。首位を走るチームは今季40試合目で25勝に到達。貯金は11と好調をキープしている。22日の休日を挟んで、23日からは神宮でヤクルトとの3連戦。このまま連勝街道を走りたい。

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