【糸井嘉男氏の眼】阪神は負けたけど「エグい」 思わず声出た五回5連打
「阪神7-10広島」(19日、甲子園球場)
阪神の連勝は止まってしまった。それでも5点差から一時同点にまで持っていった打撃陣の好調ぶりは、思わず『エグい!』と声が出てしまうほどだった。
特に五回無死からの5連打は、連勝中のチームの勢いを感じさせた。勝ち続けている時って、点差があっても、ベンチは“まだまだイケる”ってムードになるもの。同点3ランとなった大山選手の一発は、まさにホームランアーティストである彼らしい弾道。ああいう美しい弾道の当たりが出てくると“量産態勢”が期待できる。
僕の背番号『7』を受け継いだノイジーもいいね!キャンプで見た時から、日本の野球にアジャストして率を残すタイプと思っていたが、こっちのストライクゾーンにも慣れて本領を発揮してきた感じ。テルちゃんも完全に『佐藤輝明』になってきたな(笑)。
チームはこの日のような一発攻勢だけでなく、進塁打や犠飛など最近は点の取り方もいい。このままアレ行っちゃうんちゃいます!?