阪神・ノイジー 聖地初弾!大敗ムード切り裂く今季3号「いいスイングできた」
「阪神7-10広島」(19日、甲子園球場)
甲子園に漂う大敗ムードを、阪神・ノイジーが切り裂いた。
「うれしかったですね。いいスイングができました」
三回2死。7球粘った末に左腕・玉村の低めチェンジアップを捉え、左翼席に突き刺すソロ本塁打を放った。今季3号&聖地初本塁打。豪快な一発で反撃ののろしを上げた。五回無死一、二塁では3点差に迫る中前適時打を記録。一挙5得点に絡み、つなぎ役としても機能した。
定評のある左翼守備でも魅せた。初回先頭。中村貴の左翼ポール際への飛球をフェンスに手をかけながらジャンピングキャッチ。「全部のボールを取る気持ちで行くだけですね」とプレーボール直後の執念の好捕で球場のボルテージを高めた。
「本当に攻撃としてはいい形でできている。打線としてつながっているのでこういう試合を続けていけたら」と背番号7。自らを含めた猛虎打線の勢いを実感しているからこそ、悲観することはない。