阪神・村上&大竹がノミネートされなかった球宴ファン投票 過去の選出は?近年では“育成の星”が最終中間発表1位も

 「マイナビオールスターゲーム2023」の要項発表記者会見が18日、都内で行われた。同日14時からNPBのホームページでネット投票がスタートしたが、公式投票用紙には阪神・村上頌樹投手の名前がノミネートされなかった。

 各球団は例年、開幕メンバーを軸に公式投票用紙に記載されるノミネート選手を選定する。先発ピッチャーは各球団3人で、阪神からは西勇、青柳、才木の3人が選ばれた。中継ぎ、抑え部門ともに各球団1人ずつがノミネートされる形となっている。

 セ・リーグタイ記録となる開幕から31イニング連続無失点など、想像だにしなかった快進撃が4月半ばから後半にかけてとなったためと考えられ、現役ドラフトで加入した大竹も5戦5勝の大活躍ながらノミネートからは外れた。

 ノミネートを外れた選手に投票する場合は、公式投票用紙の下部に球団名、守備位置、背番号をマークシートで塗りつぶさなければならない。実際に投票するファンにとっては手間となり、近年、ノミネート外から選出されるケースはほとんどなかった。

 過去には2016年の開幕直後に育成から昇格し、大活躍を見せた阪神・原口文仁捕手が、最終中間発表で1位に立った。それでも結果はヤクルト・中村に大差をつけられ、ファン投票での選出はならなかったが、監督推薦で出場した。

 村上&大竹にとっては高いハードルとなるが、今後の活躍次第では“ノミネート外からのファン投票選出”という歴史的な快挙があるかもしれない。

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