阪神・青柳が3戦連続の初回失点 ストレートの四球から神里に適時打 以降のピンチは切り抜け最少失点で脱出

 1回、神里に適時打を浴び、佐野(右)に先制の生還を許した青柳(撮影・北村雅宏)
 1回、中前へ先制適時打を放つ神里(撮影・立川洋一郎)
 1回、神里(左)に適時打を打たれ、先制点を許す青柳(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神-DeNA」(12日、甲子園球場)

 阪神の青柳晃洋投手が先発マウンドに上がったが、初回先頭へ与えたストレートの四球から失点した。

 いきなり先頭の佐野に対してコントロールが定まらず、4球連続のボールで四球を与えた青柳。課題となっている左打者へのツーシームの制球が定まらなかった。続く京田は追い込みながらも遊ゴロで走者を進められ、神里には外角低めの変化球をうまく拾われ中前に落とされた。

 さらに続く牧に右前打を許して1死一、三塁とピンチを拡大。それでも桑原&関根を一ゴロに打ち取り、最少失点で切り抜けた。

 青柳は前回登板となった2日の中日戦で初回に3失点。4月21日の中日戦でも初回に失点を喫した。試合前時点で左打者に被打率・306(右は・205)と苦戦していることが、不振の要因の一つに挙げられる。

 自身3連敗中で開幕戦以来、1カ月以上白星から見放されている右腕。尻上がりに調子を上げていけるか-。

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