阪神・及川 2回0封4Kで雰囲気一変!ウル虎光投で反攻呼んだ!
「阪神4-8巨人」(26日、甲子園球場)
敗戦の中で左腕がまばゆい輝きを放った。今季3度目の登板となった阪神・及川雅貴投手(22)が2回無失点4奪三振と好投した。
降板した西勇の後を受けて0-5の四回からマウンドに立ち、「しっかり気持ちを作って」と巨人の主軸を迎え撃った。3番・ブリンソンから133キロのスライダーで空振り三振を奪うと、4番・岡本和を1球で投ゴロ、5番・中田翔は直球で空振り三振と三者凡退に仕留めた。五回に1安打こそ許したが、大城卓をこの日最速となる151キロの直球で3球三振に抑え込むなど2三振を奪った。
「ストライク先行で流れをつなげられた。それがその後の攻撃につながってくれた。ある程度腕を振れて、しっかり低めにも集められた。気負うことなくしっかり投げられた」
大敗ムードも漂い始めていた聖地の雰囲気を一変させた。及川の快投の直後、チームは五回に5安打を集めて一挙4点を取り返した。及川の流れを呼び込み、試合を立て直したことは明白だった。
勝ちパターンへ
戦線離脱した湯浅に代わって、22歳の誕生日を迎えた18日に昇格した。ビハインドを背負った場面での登板が続くが、3試合連続無失点と地道に結果を積み上げている。「どういう場面でもゼロに抑えないといけないので継続してやっていきたい」。勝ち試合を担えるまで腕を振り続ける。
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