阪神・佐藤輝に待望の今季初アーチ!戸郷の直球を完ぺきに捉える ベンチ前で鼓舞するように右拳握る

 5回、追撃の1号ソロを放つ佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 5回、ライトスタンドへソロを放った佐藤輝(撮影・中田匡峻)
 5回、右中間にソロを放ち生還する佐藤輝(撮影・山口登)
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 「阪神-巨人」(26日、甲子園球場)

 阪神の佐藤輝明内野手に待望の1号が飛び出した。

 5点を追う五回だ。先頭で迎えた第2打席、戸郷の直球を完ぺきに捉えると打球は高々と舞い上がって右翼席に飛び込んだ。今季75打席目で放った1号に、佐藤輝はベンチ前で自らを鼓舞するように何度も拳を握りしめた。

 「良い感触で打つことができましたし、久しぶりにダイヤモンドを一周できて気持ちよかったです。このあと逆転できるように頑張ります」とコメントした背番号8。球場のスコアボードには飛距離131メートル、打球速度172キロ、打球角度31度と表示された。阪神打線は今季、まだ甲子園で本塁打がでていなかったため、チームの甲子園1号は2年連続で佐藤輝となった。

 この日は6番・三塁で先発出場した佐藤輝。開幕からクリーンアップを任されるも打撃不振に苦しみ、打率・175と低迷。本塁打はなく、打点もわずかに2つ。得点圏打率は・077だった。

 雨天中止となった25日の練習後に岡田監督は「(取り組み方は)間違ってないと思うで、別に。長シーズンでそういうこともあるかもわからんけどな」と語り、「ヒットとかよりもやっぱり一発。ホームラン出たらなあ。だいぶ違うと思うで」と評していた。

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