プロ初勝利初完封の阪神・村上 球団では38年ぶりの快挙 1985年の仲田幸司以来 無四球は初

 9回、岡林を二ゴロに打ち取ってプロ初勝利を挙げガッツポーズを見せる村上(撮影・立川洋一郎)
 プロ初完封初勝利を飾りガッツポーズする村上(撮影・飯室逸平)
 2回、細川を見逃し三振に斬り、ほえる村上(撮影・中田匡峻)
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 「中日0-2阪神」(22日、バンテリンドーム)

 阪神は先発・村上がプロ初勝利を初完封で飾った。中日打線を相手に散発2安打、2桁10奪三振。阪神生え抜き投手でプロ初勝利を完封勝利で飾ったのは1985年の仲田幸司以来、38年ぶりとなった。

 この時の仲田はプロ2年目で同年5月12日・ヤクルト戦(神宮)で記録。2リーグ分立後の初勝利初完封勝利は他に

52年・三船正俊

53年・内司正弘

56年・西尾慈高

57年・中村和臣

59年・村山実

65年・古沢憲司

66年・久野剛司

72年・池島和彦

 なお、今回の村上は無四球完封だったが、これまでの投手はいずれも四球か死球を出している。

 また、昨季の阪神無四球完封勝利投手は西勇が22年4月5日・広島戦(甲子園)、伊藤将が22年5月22日・巨人戦(甲子園)でマークした。

 なお、今季セ・リーグの完封勝利先発投手は村上と広島・遠藤。遠藤は4月6日の阪神戦での完封勝利だったが、この日の試合は6回表降雨コールド。そのため、9回完封勝利に限れば村上がリーグ一番乗りとなった。

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