阪神・西勇 9回1失点 128球の熱投が報われ今季初勝利 岡田監督の「白黒つけてこい」に燃えた
「阪神2-1広島」(18日、甲子園球場)
阪神の先発・西勇は9回4安打1失点の好投がサヨナラ勝ちで報われた。序盤から時折、雨粒が落ちる中、テンポのいい投球でカープ打線を抑え、広島・九里と白熱の投手戦を演じた。
初回は三者凡退。二回1死から5番・西川に初安打となる左前打を浴びたが、デビッドソンを二飛、坂倉を二ゴロに打ち取った。
四回も1死から秋山に一塁線にボテボテの内野安打を許したが、後続をピシャリ。七回も秋山は遊直、マクブルームを三ゴロ。西川も一ゴロに抑えた。
八回は1死一塁から小園のバントを処理すると二塁転送。華麗なフィールディングでアウトをもぎ取った。続く代打・田中は空振り三振。右拳を握った。
岡田監督から「白黒つけてこい」と送り出された九回2死三塁からマクブルームに左翼線二塁打を打たれ、痛恨の先制点を許したが、中野の逆転サヨナラ打で待望の今季初勝利をつかみ取った。
西勇は今季3度目の先発マウンド。初先発となった4日・広島戦(マツダ)は6回0/3を4安打3失点。前回11日・巨人戦(東京ド)も6回2/3を6安打3失点と粘ったが、白星はお預けとなっていた。
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