阪神の守護神・湯浅が抹消で虎に衝撃 岡田監督「やっぱり疲れあるんやろなあ」

 「DeNA2-1阪神」(16日、横浜スタジアム)

 虎に激震が走った。阪神の湯浅京己投手(23)が16日、疲労を考慮され出場選手登録を抹消された。横浜スタジアムで取材に応じた湯浅は「体の張りとか多少ありますし、疲れているところはあった。チームに迷惑をかけるのですごく申し訳ない」と頭を下げた。

 湯浅は「侍ジャパン」に選出され、3月のWBCで3試合に投げて世界一に貢献。チームでは開幕から抑えを任され、7試合に登板し防御率0・00で、リーグトップタイの5セーブと、2ホールドの好成績を残していた。

 岡田監督は「やっぱり疲れがあるんやろなあ。WBCの選手もなあ、けっこう抹消されたりしてるけど、まあ無理してもしゃあないから」と説明。指揮官が危惧したように、WBC組では山川(西武)、山田(ヤクルト)が登録を外れ、吉田(レッドソックス)も欠場が続くなど日米で離脱者が相次いでいる。

 代役守護神の候補には勝ち試合で八回を託されている石井らが挙がるとみられる。安藤投手コーチは「それは臨機応変にやっていく」と話すにとどめた。

 湯浅はこの日、試合前練習に参加。キャッチボールや外野フェンス沿いをランニングするなどして調整し、最後はグラウンドに一礼して、ベンチ裏に引き揚げた。1軍復帰は最短でも4月26日の巨人戦(甲子園)。「最短で戻ってくるつもり。(開幕から)7試合投げましたけど、それ以上にパフォーマンスを上げて戻ってきたい」と前を向いた。

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