阪神が好守3連発 木浪、ノイジー、佐藤輝がピンチの芽を摘む 昨年まで5年連続リーグ最多失策

 2回、関根の左前打で一走・牧で三塁でアウトにするノイジー(撮影・金田祐二)
 2回、関根の左前打で三塁を狙った一走・牧(左)を封殺する三塁手・渡辺諒(撮影・伊藤笙子)
 1回、宮崎の打球を抑え併殺打にする木浪(撮影・金田祐二)
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 「DeNA-阪神」(14日、横浜スタジアム)

 ヤクルトと並んで首位に立つ岡田阪神が好守連発で投手陣を援護した。

 初回1死一塁では、宮崎の三遊間に飛んだ打球を遊撃・木浪が逆シングルで捕球後、半回転して二塁に送球して併殺を完成させた。

 二回1死一塁では、関根の左前打で三塁を狙った一走・牧を左翼・ノイジーが完璧なストライク送球でアウトにした。

 2-5と逆転された五回2死二塁では、渡辺諒に代わって三塁に就いたばかりの佐藤輝が、三塁線を襲った伊藤の痛烈な打球にダイビングキャッチ。捕球後はすぐさま起き上がって一塁に弾丸送球。追加点を与えると、さらに苦しくなる場面で、2試合連続でスタメンを外れた男が意地を見せた。

 阪神は13日の巨人戦(東京ドーム)でも右翼・板山、三塁・渡辺諒、遊撃・木浪が好守を見せており、連日の堅守で投手陣を助けている。

 阪神は昨年まで5年連続リーグ最多の失策数だったが、今季は11試合を消化した時点で5失策とリーグ3位タイとなっている。

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