阪神、2年ぶりの開幕3連勝 原口が代打弾 才木、七回途中1失点8奪三振で今季初勝利

 DeNA相手に3連勝を飾り、岡田監督(右)と共にナインとタッチを交わす才木(中央)=撮影・高部洋祐
 DeNA相手に3連勝を飾り、才木(35)とタッチを交わす岡田監督(撮影・高部洋祐)
 9回を締めくくりナインとタッチを交わす石井(中央)=撮影・立川洋一郎
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 「阪神6-2DeNA」(2日、京セラドーム大阪)

 阪神が2021年以来の開幕3連勝を飾った。岡田政権下では08年以来15年ぶりとなった。

 阪神は三回、1死一、二塁から4番・大山の左前適時打で先制する。大山は開幕戦から3試合連続打点。続く佐藤輝の四球で1死満塁とすると、7番・森下が左前適時打を放ち1点を追加した。森下は第1打席にも左前打を放っており、プロ初のマルチ安打となった。さらに8番・梅野の左犠飛で3-0とした。四回には2死満塁から森下が押し出し四球を選んでダメ押しの4点目を奪った。

 4-2の八回には2死二塁から代打・原口が今季チーム1号となる左越え2点本塁打を放った。

 先発の才木は初回、先頭の佐野に右前打を浴びたが、後続を3者連続三振に斬って勢いに乗る。107球を投じ、6回1/3を4安打8奪三振1失点でマウンドを降りた。後を継いだ岩崎は3連投。1死一、二塁から代打・大和の右前適時打で1点を失うと、2死一、三塁から宮崎にフェンス直撃の左越え打を浴びた。三走の生還を許したが、鮮やかな中継プレーで一走・佐野を本塁で刺した。

 才木は今季初勝利を飾るとともに、昨年8月21日・巨人戦(東京ド)からシーズンまたぎの3連勝となった。

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