開幕戦劇勝で「阪神優勝」トレンド 積年の課題解消しての勝利に「あかん阪神優勝してまう」
「阪神6-3DeNA」(31日、京セラドーム大阪)
阪神が開幕戦を勝利し、ツイッターでは「阪神優勝」がトレンド入り。積年の課題をすべて解消するかのようなゲーム展開に、ファンが「あかん阪神優勝してまう」「あかんアレ(優勝)してまう」と盛り上がりを見せている。
岡田新体制の肝となる中野-小幡の二遊間コンビが躍動。ともに好守を連発し、小幡は3安打2打点と課題の打撃でもいきなりの猛打賞をマークした。特に八回のタイムリーは中盤から終盤にかけて拙攻続きだっただけに、岡田監督も「やっぱりすごく(湯浅を)楽にしたんじゃないかな」と目を細める。
攻撃面に目を向ければ犠飛で2点、スクイズで1点と就任直後から掲げていた「1点を奪いに行く野球」が効果を発揮。佐藤輝の好走塁など走塁面の意識も変わり、新助っ人のノイジーはマルチ安打発進と、外国人野手に泣かされてきただけに、ファンも一安心だ。
さらに終盤はK・ケラーが2失点し、九回は湯浅が1死満塁のピンチを招き、指揮官自ら「いや、(去年が)よぎるよ。パッと見たらケラーやったから。よぎるやろ。俺は何にも関係ないけど、そらしゃあないやん。投げてるのケラーやったから、そらよぎるやろ。よぎったよ、そやろ。当たり前やろ。(もし)俺スタンドで見ててもよぎったよ。スタンドでもベンチでもよぎったよ」。最終的にはリードを守り切っての勝利に、苦笑いで自虐ネタをぶっこんだほどタテジマでは5276日ぶりとなる記念星の余韻をかみしめた。
大逆転負けを喫した昨年とは違い、局面、局面で手を打ち、勝利に導いた指揮官。「岡田監督」もトレンド入りし「インタビューがノムさんの雰囲気出てきた」とつぶやくファンもいた。
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