阪神の誇るOS砲アベック弾再現へ 大山「いい準備して」佐藤輝「アレに向かって」

 打撃練習をする佐藤輝(左)とフリー打撃で打ち込む大山
 打撃練習に臨む佐藤輝(撮影・高部洋祐)
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 OS砲の出陣OKや!!クリーンアップを担う4番・大山悠輔内野手(28)と5番・佐藤輝明内野手(24)が30日、開幕戦での爆発を目指して黙々とバットを振り込んだ。25日のオリックスとのオープン戦では京セラドームで今季初のアベック弾を放った2人。同じ場所での大砲競演を“再現”し、チームを白星発進へと導く。

 岡田監督に昨秋から4番指名を受けていた大山だったが、オープン戦は打撃不振に苦しんだ。だが、終盤には調子を上げて、開幕前日練習ではフリー打撃で5階席へ特大弾。プロ7年目の戦いに向けて、「いい準備をして頑張ります」と短い言葉に決意を込めた。

 佐藤輝は5番の責務について、「ランナーがいることが多いと思うので、しっかりと打点を稼げるようにやっていきたい」と自覚。1年前は3安打をマークした開幕戦へ、「まだないっすけど、明日になったら(気持ちが)高ぶると思います。1試合1試合に集中してやるだけ」と戦闘モードへの切り替えを宣言した。

 練習中、逆シングルで捕球を試みた佐藤輝の左手首付近にボールが当たり、倒れ込む場面も。一瞬周囲をヒヤリとさせたが、すぐに練習を再開。フリー打撃もこなしノーステップ打法をチェックした。「アレに向かって頑張ります!!」と頼もしい言葉を残し、本番前の総仕上げを終えた。

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