阪神・村上 開幕ローテ争い残った 2回を無安打 岡田監督合格点

 「オープン戦、西武2-1阪神」(21日、ベルーナドーム)

 “虎の村上”が所沢で躍動した。10日・日本ハム戦(甲子園)以来、久々のマウンドでも、緩急自在の投球は健在。若獅子打線を手玉に取り、阪神・村上頌樹投手(24)が開幕ローテ争いに生き残った。

 「真っすぐでファウルや空振りも取れて、いいようにカウントが進んでいったので、自信を持ってやっていけば良いかなと思う」

 0-0の六回を3者連続のフライアウトに仕留める。七回は先頭の代打・外崎をフォークで空振り三振。続く元同僚・陽川を二飛に打ち取るなど、2回無安打無失点に抑えた。

 「内容はずっといいやろ。1イニングじゃなしになあ。長いのを投げられるからなあ」

 安定感抜群の投球に岡田監督は合格点を与える。今春はキャンプから実戦6試合計21イニングを投げ2失点。左肩違和感で離脱中の伊藤将の状況が不透明なだけに「一つ枠があるからな。(起用法は)もうちょっと見てからやな」と今後も先発、中継ぎの両にらみで調整させる方針だ。

 「自分は言われたところで投げるだけなので、両方すぐ行けるように準備したい」

 初の開幕1軍へ村上は気合十分。16年センバツ大会では決勝戦でサヨナラ安打を放ち、智弁学園を初優勝に導いた。かつて甲子園を沸かせた男が大卒3年目で開花の予感だ。

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