阪神・佐藤輝〝24歳開幕戦〟2安打2失策 岡田監督苦笑い「まだ横着に守備するからな」

 6回、右前打を放つ佐藤輝(撮影・堀内翔)
 4回、大田の打球処理にもたつく佐藤輝
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 「オープン戦、DeNA6-11阪神」(14日、横浜スタジアム)

 収穫と課題の“24歳開幕戦”となった。昨季打率・311、4本塁打を誇る、阪神・佐藤輝明内野手(24)にとってお得意の横浜での初戦。今年も相性の良さは健在だった。

 初回、無死満塁の絶好機で回ってくると、DeNAの先発・浜口の初球、低めの直球をうまく捉え左前に。13日に24歳の誕生日を迎えた自らを祝う適時打となった。

 1点を追う六回には、1死一塁の場面で宮城の148キロ直球を右翼のライン際へ。直後の逆転劇につなげる。2安打1打点の結果に「強く振れたんでよかったと思います」と納得の表情を浮かべた。

 一方、守備では精彩を欠いた。四回には先頭の大田の打球を一塁へ悪送球。出塁を許し、そこから一時同点に追いつかれた。さらに八回、1死一、二塁でも桑原の打球を再び一塁へ悪送球だ。

 2失策に岡田監督は「まだ横着に守備するからな」と苦笑い。馬場内野守備走塁コーチは「ちょっと合わない時に力が入っちゃうから、もう少し最後までリラックスしなさい」と助言したこと明かし、本人も「頑張ります。練習します」と反省を口にした。持ち味を発揮しながら、課題も残った一戦。失敗を糧に、開幕へ準備を重ねる。

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