阪神・青柳 開幕投手決定的 10日の日本ハム戦先発へ「自分が開幕という気持ちで」
阪神の開幕カード3戦の先発陣が、ほぼ固まった。青柳晃洋投手(29)が10日の日本ハムとのオープン戦(甲子園)に先発することが6日に判明。同戦は31日のDeNAとの開幕戦(京セラ)からちょうど3週間前。右腕が開幕投手を務めることが決定的となった。
岡田監督は、9日のオリックス戦(京セラ)から開幕ローテを逆算した先発陣を登板させる方針。青柳が前回登板した4日の試合後には明言を避けたが、“逆算ローテ”の区切りとなる7日・韓国戦後に大役を任命する予定であることを明かし、「逆算したらだいたい分かるやんか」とコメントしていた。
指揮官の方針について「逆算と言ってくれると早めに分かるのでありがたい。金曜日に当てはめてくれるなら、自分が開幕という気持ちでやりますし」と右腕は歓迎。あとは正式な発表を待つだけとなった。なお、開幕2戦目は伊藤将、3戦目は才木の先発が濃厚だ。
この日、青柳は甲子園でキャッチボールやダッシュなどで調整した。昨季は開幕投手に内定していたものの、新型コロナウイルス感染により幻に。「去年はすごい悔しかったですけど、開幕投手は現役である限りは毎年チャンスがあるので、切り替えることができた」と思いを明かしていた右腕。自身初の大役へ、エースが突き進む。
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