阪神B・ケラーが大変身 2軍戦で4回0封 岡田監督苦言から1週間で別人に

 先発し4回無失点と好投したB・ケラー
 4回3安打無失点と好投したB・ケラー
 4回3安打無失点と好投したB・ケラー
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 「教育リーグ、阪神2-0中日」(5日、ナゴヤ球場)

 1週間ぶりのマウンドで見違えるような姿を見せた。来日後2回目の実戦登板で、阪神のブライアン・ケラー投手(28)はテンポよく打者を手玉に取った。

 「攻めの気持ちを強くするのと、ストライクをどんどん取って自分の有利なカウントに持っていくのを心がけたので、その結果よかったのかなと」

 そう話すように、連打を浴びても強気だった。二回2死一、二塁のピンチを背負い迎えた山浅。直球2球で追い込むと、3球目も直球。ボールとなったが、さらに直球で真っ向勝負。この日最速の143キロで空振り三振に斬った。

 前回登板した2月26日・日本ハムとのオープン戦(名護)では2回1安打1死球1失点。ブルペン頻度の少なさも含め岡田監督に「日本の野球をなめたらあかんよな」と苦言を呈されていた。

 そこから見せた4回3安打無失点の快投。「今日はよかった。自分のピッチングができた」と本人も納得顔だ。さらにインコースの直球も試したといい、「もうちょっと(試合で)使えるかな」と収穫も得た。

 本来の持ち味を存分に発揮した新助っ人。「準備はできてます」。3・31の開幕へもそう強く言い切った。先発ローテ入りへ一気に巻き返す。

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