阪神・井上ノリノリ 対外試合もう3発 岡田監督「何かつかみかけてる」

 「オープン戦、日本ハム8-6阪神」(26日、タピックスタジアム名護)

 余韻に浸ることはない。まだ開幕スタメン争いの前哨戦。阪神・井上の鋭いスイングから放たれた打球は、長い滞空時間をかけてバックスクリーン左に到達した。猛アピールの豪快弾。与えられたチャンスで結果を残した。

 「一日一日が勝負だと思いますし、試合があれば1打席1打席の結果で変わってくると思う」

 激しい外野の定位置争い。その中で快音を響かせたのは1点リードの五回だ。1死走者なしから2番手・井口の148キロ直球を完璧に捉えた。高々と舞い上がった打球は風にも乗りそのままスタンドイン。すさまじいパワーを見せつけた。

 課題としていた直球を捉えてのオープン戦初アーチ。今キャンプ、対外試合3本目となり、岡田監督も「ちょっと何かつかみかけてるかも分からんな」と成長に目を細めた。

 現状、左翼の最有力候補だったノイジーが腰の違和感で別メニュー調整中。そのため、井上にも十分可能性はある。「1打席1球を大切にしてこれからもやっていきたい」。サバイバルレースを勝ち抜くためにも、バットを振り続ける。

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