阪神・木浪“独奏”鳴りやまん 竜・小笠原撃ちで対外試合4戦で打率6割
「練習試合、中日9-3阪神」(23日、Agreスタジアム北谷)
阪神・木浪聖也内野手(28)の“独奏”が鳴りやまない。同点の二回1死一、二塁。小笠原の外角直球を捉え、一時勝ち越しとなる左前適時打を放った。
「外と割り切って振り切っていけた」。これで、対外試合4試合で計10打数6安打1打点、打率・600。19日・サムスン戦(宜野座)ではサイクル安打に王手をかける4打数4安打と固め打ち。その勢いに乗って、この日も打で存在感をアピールした。
五回2死一、三塁では左翼線の当たりで中継に入り、低く強いワンバウンド送球で一塁走者の生還を阻んだ。「練習でやってきたことをそのまま出せている」と納得のワンプレー。小幡との正遊撃手争いにおいて、岡田監督が重視するのは打力以上に守備力。昨秋から緻密に練り上げた連係を実戦で完成させ、堅実さを際立たせた。
4試合中3試合で遊撃スタメンの座につき、攻守で活躍し続ける背番号0。「打撃も(調子を)維持できている」と絶好調の打撃で出場機会を保持し、そのまま定位置をものにする。
関連ニュース





