岡田阪神 23日からサインプレー解禁 近本「スイッチが入る」

 二、三塁間で挟殺プレーする佐藤輝(中央)ら阪神ナイン
 バットを手に練習を見守る岡田監督(撮影・飯室逸平)
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 「阪神春季キャンプ」(21日、宜野座)

 “岡田野球”の一端がいよいよベールを脱ぐ。阪神・岡田彰布監督(65)が、23日の練習試合・中日戦(北谷)からサインプレーを解禁する方針を明かした。

 これまでの実戦でサインは盗塁のみだったと言うが「もうちょっと縛って打たそうかなとは思っている」と進塁打を要求する考えだ。ただ、バントについては「まだ、もったいないわ」と封印。「打席で打たせたい」とエンドランなどを仕掛けていく可能性が高い。

 第5クール最終日のこの日は、午前中に宜野座ドームのシャッターを下ろしてサインを確認。その後のケースノックでは挟殺プレーやカットプレーを繰り返し、投内連係や綿密な走塁練習にも時間を割いた。

 近本も「一球一球サインを見ると思うのでスイッチが入る」と本番モードを実感する。「今年はこんなこともやりますよっていうのは出さないといけない」と指揮官。満を持してのサイン解禁で“岡田の考え”をチームに浸透させていく。

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